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体内に住み着くウイルス

不顕性感染という言葉をご存知でしょうか?

感染していても発症、悪さをしない状態の事を言います。

2020年6月に東大医科学研究所の発表がありました。

健康な人のカラダを生存中に隅々まで調べ上げる事は不可能ですが、事故などで

健康なまま亡くなってしまう方の547人のデータが海外にあったようです。この

547人の方を解析した発表を解説していきます。

ウイルスは体内の様々なところに潜んで暮らしているのです。血液・肺・神経・

肝臓・脳など粘膜以外にたくさんのところにいるのです。

なんと!今回の分析をした27か所の部位全てにウイルスが住み着いていたのであ

る。脳には8種類、心臓は9種類など

住み着いていてもいつ悪さをしでかすか、動き出すかわからない状態である為、

まだまだ分からないことだらけのようです。

“ウイルスは感染した細胞が死んでしまえば、自らも死んでしまう”生物学的に言

えば、あまりにも強すぎるウイルスは感染先が無くならないよう徐々に弱まって

いくはずなんです。人類の歴史の中で、新しいウイルスがヒトに感染し、免疫を

作りというのを繰り返して今日まで来ています。

“人類もそうであるが生物が生きる目的は個体を増やす(子孫繁栄)を行う為に

いきているのです”

横道に逸れましたが、全身には常に51種類ものウイルスが存在しているので

す。人間の進化にはウイルスとの共存が必要不可欠なのかもしれません。

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