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なぜお酒を飲むと酔っぱらうのか?

お酒が好きでたくさん飲む方、全く飲めない方、機会があれば飲む方

ほぼ全ての人が20歳になるとお酒を飲むのではないかと思います。

その中で酔っぱらわない人は相当強い方でない限りは酔っぱらった記憶があるの

ではないでしょうか。

私はビール、ハイボール、赤ワインなどを主に飲みます。

アルコールを飲むと、胃や腸で吸収され、肝臓に集められます。肝臓では、酵素

の働きによってアルコールは(アセトアルデヒド)と(酢酸)に分解され、最終

的には(二酸化炭素)と(水)になり、尿になり排泄されます。

しかし、肝臓で処理しきれないほど多量にお酒を飲むと、アルコールやアセトア

ルデヒドが全身をめぐり脳まで届きます。アセトアルデヒドは有害の物質で、こ

れがカラダに残っていると二日酔いの原因となるのです。

脳には、(血液脳関門)という遺物の侵入を防ぐ防御システムがあります。ほと

んどの物質は血液脳関門で侵入を阻止されますが、アルコールをはじめとする脂

溶性の物質は、阻止されず脳内に入り込んでしまうのです。

脳内に入ったアルコールは分解しなければならないので、急ピッチで(アルコー

ル脱水素酵素)が分解します。ですが、飲酒のスピードが速くて追いつけない時

には、神経伝達物質にも影響を及ぼし、情報のやり取りがぐちゃぐちゃになって

しまいます。これが(酔っぱらった)状態です。このとき、嘔吐中枢が刺激され

ると気持ちが悪くなり、吐いてしまうのです。いわば、吐くのは反射です。

そして、酔いによって記憶の回路(海馬)が働くなった結果、(昨晩の事は覚え

ていない)という事になるのです。

アルコールがカラダに残り、二日酔いの状態が長く長く続いていくことで、脳が

二日酔いが正常だと誤解し始めるとアルコールをどんどんと欲するようになりま

す。この状況がアルコール依存症になるのです。

私もそうですが、皆さんもお酒はほどほどにしましょう。

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