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ソーシャルディスタンスでコロナは防げるのか

まず、先に答えから言います。

ソーシャルディスタンスに限っては条件が揃ってないと意味がありません。

それがなぜなのか解説していきます。

そのほかの三密だったりはまた次回以降にしていきます。

医学的に分類されている感染経路は大まかに5つに分類されています。

①空気感染

②飛沫感染

③接触感染

④経口感染

⑤垂直感染

①空気感染とはなんでしょうか。メディアに取り上げられている内容だときちん

とした理解を得られないと思います。空気感染は、口や鼻から飛び出したウイル

ス(菌)が乾燥し、病原体が小さな核となり感染性を保ったまま空気中を移動

し、それを吸い込んでしまうと感染するというものになります。これは、距離を

取っていようが、いまいが、同じ空間内にいると起こりえますので、ソーシャル

ディスタンスはほとんど意味を成しません。ただ、今のところのデータで行くと

コロナウイルスは空気感染はなさそうです。

ちなみに、空気感染する病原体は(結核菌、麻疹ウイルスなど)

②飛沫感染とは、感染者が咳やくしゃみをした時に、口や鼻の粘膜から出てくる

病原体が水しぶきとなり、それを1~2m程度の距離にいる人が吸い込み、感染す

るというものになります。ここだけを取り上げてメディアは強調していますが、

今回のコロナウイルスに関しては大事なところはここじゃないんです!

③接触感染とは、直接感染者に触れることで起こってしまもの(握手、ハグ、キ

スなど)と、他に病原体が物体の上に残っている状態を手で触り、そこから口や

鼻や目を通して感染してしまう、関節接触感染というものがあります。ウイルス

は硬くてツルツルしたものの上(スマホの画面、ドアノブ、硬貨、テーブルな

ど)では何日も生存して残っているのです。これを考えてみます。そうすると、

飛沫どころではありません。距離が近いか遠いかはほとんど関係がなくなってし

まいます。距離を取って時間差を少し開けてお手洗いに入っても意味がありませ

んし、たまたま触れてしまったテーブルに病原体が付いてしまえば、距離を取っ

て座っても意味がありません。ちなみに、私の予想ではありますが、直接感染は

ほとんどないのではないかと思います。多くが関節接触感染でないかと思いま

す。

逆を言えば、どこまで近くても、遠くても、触れていても

口を開かない、鼻水を出さなければ

マスクもソーシャルディスタンスも必要はないと考えられます。

しかし、口を開かない=会話を一切しないというのは、会食ではありえませんの

で、マスクは不織布であれば効果を発揮します。

ソーシャルディスタンスが効果を発揮するためには、マスクもしない、同室内、

同じものを全て一切使わない、飛沫感染に特化した状況でないと意味を成しませ

ん。

というように、メディアの方、政治関係の方は正しい知識を持っていないので、

(持っていなくて当たり前なので責める事はできませんが、、、)テレビや新聞

だけの知識に惑わされないよう、コロナと戦っていきましょう。

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