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猫背 姿勢改善のウソ

タイトルを理解していただくには

まず

体の説明からしていきます。

体の内臓、骨格、筋肉、皮膚

おおまかに内側からあげるとこの順番になります。

この順番がそれぞれ守っている順番にもなるんです。

内臓を守るのは骨、

例えば、あばら骨と胸骨と背骨でカゴ状になって内臓を守っています。

次に、骨を守るのは筋肉なんです。

マッチョとガリだと圧倒的にマッチョのほうが骨折しにくいという

データが出ています。

データからの例えではありませんが

交通事故等の怪我は別として

転んだ際などの骨折やアキレス腱の断裂等は

何気ない、ふとした時に起こりますよね

それは、筋肉に力が入っていないからなんです。

「今から、外力を加えます。今から、転ばせます」と

準備した状態では、ほぼケガは起きません。

みんな構えるからですね、筋肉に力が入っているんです。

皮膚はそもそも体の周りを覆っていますから

説明は不要でしょう。

長くなりましたが、ここからが本題です。

姿勢強制や姿勢改善等

綺麗に謳っているものが世の中に溢れかえっていますね。

タイトルにも書きましたが、あれで姿勢は治りません。

そもそも姿勢は能動的なものです。

普段から意識していれば

側弯症や圧迫骨折をしていなければ、誰でも真っすぐにできます。

ただ、無意識化で姿勢を真っすぐにしたいわけですよね?

背中の筋肉、脊柱起立筋や広背筋、肩甲骨周りの筋肉を

鍛えてあげるしか方法はありません。

姿勢が段々と前かがみになっていくということは

大胸筋や鎖骨回りの筋肉、腹筋など

体の表側の方が強すぎるということです。

バランス、均衡のとれた前後の筋力であれば

普段から姿勢はよくなるんです。

背中を鍛えている人に、猫背の方はいませんよね?

ボディビルダーで前かがみにうつむき加減で歩いている人

見たことがありません。

みなさん、騙されないでください。

あのうたい文句は営業戦略です。

ただ、プラシーボ効果なるものもありますので

施術が終わった後は自分の意識的に姿勢がよくなっているかもしません。

治療を受ける患者さんに選ぶ権利があるので

行くな!とは言えませんが。

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