お知らせ

治療No4,手根管症候群

2021年8月頃に来院された症例になります。

急に人差し指と中指の痺れと痛みが出たとのことで来院されました。ただ、この時点で手根管症候群と決めつける事は出来ません。じっくりとお話を聞き、問診をしたところ、夜間に痛みが強く出るとおっしゃっていました。

ここから、ファレンテストを実施し、陽性でした。次に、チネル徴候のテストも陽性でした。症状や患者様の状態から総合的に手根管症候群を疑っています。

手根管症候群は特発性が多く、主な原因がいまだ不明です。

前腕部掌側の筋肉を緩め、ストレッチ等を行うとともに、手を使いすぎないよう指導させていただきました。(フライパンを片手で扱わない、重いものは痛くない方の手で持つ等)

しっかりと説明をさせていただいてからの治療になります。

ただ、治療をするのではなく、病態や症状の把握、説明など時間をかけて治療をしていきます。多くの整体や整骨院では、体の歪みを原因にしている方がいらっしゃいますが、当院は痛みの出てる患部を中心に治療していきます。

 

1、SSPフレアパッドにて物理療法

2、右上肢の筋肉を徒手療法

3、ハイボルテージ療法+ストレッチ

物理療法と徒手療法、ストレッチなどを複合させて治療していきます。

医学的な情報を使い、患部の治療を行う事で時間はかかりますが、回数だけ来させて治らないなどはありません。そして、患部とは全く違う部位ばかり治療することもございません。医学的に正しい知識によって症状の改善に繋げていきます。

 

多くのご相談をいただきますが、患部とは全く別の部位ばかり触られたり、結局治療しても良くならない、意味の無い事ばかりされるなどといった話を聞きます。

治療を行う側の人数が飽和状態に入り、間違った治療を行う方も少なからずいらっしゃいます。ある程度の期間、回数を行い改善しない様であれば少し疑ってみる事も必要です。

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