2021年9月頃に来院された症例になります。
以前に肩を痛め上がらなくなり、そこからずっと上がらないという事でした。上げようとすると肩に痛みが走ります。
医療機関では、”肩関節周囲炎”という症名で診断されます。実際、発症したときは肩に炎症が起こり熱感を持っていると思います。しかし、炎症はそこまで長く続きません。長くても1w程度で、たいていは3日ほどで炎症は治まってしまいます。多くの人が、この痛みを覚えてしまい肩を全く使わなくなってしまいます。
治療方法としては、肩周りの筋肉を温め緩めてあげる。これだけでは中々治りません。肩を使わなくなってしまう事で、肩を上げる筋肉が弱ってしまい、そのせいで肩を上げる際痛みが出てしまうのです。なので、リハビリトレーニングを治療の中に組み込みます。最初は若干痛みが伴う患者さんもいらっしゃいますが、徐々に上がり始めます。
1 物理療法(肩周りを温め筋肉を緩める)
2 手技療法(肩周りを温め筋肉を緩める)
3 徒手トレーニング(マシンや道具を使わず術者の手でサポートしながらトレーニングを行います。)
この治療を続けていくことで、湿布も必要なく、昔のように肩が動かせるようになります。
四十肩、五十肩で悩まれている方の治療を行ってきましたが、当院の治療で治らなかった方はいません。安静に湿布を貼って様子を見ても肩が動かせるようにはなりません。筋肉をしっかりと使い、肩本来の動きが出来るようにしていかなければなりません。
四十肩、五十肩で上がらなくなった肩を元のように戻したい方はぜひ、当院で治療してみてはいかがでしょうか?
今井接骨院