2021年8月頃
今井接骨院に来院された症例になります。
子供とスポーツをしている際に『ぷちっ』という音が聞こえ、痛みが走ったとのことでした。この際に気を付けなければいけないことがあります。あきらかに、筋肉の症状ではないかと分かると思います。(肉離れではないか、、、と)以前は、アイシングをして炎症を抑え込み、内出血を減らすという応急処置。この応急処置は間違っているという事です。
おそらく筋肉的なケガを起こしてしまった場合、アイシングは治りを遅くします。
炎症を起こしている部分には、身体がサインを出して治す為の成分が沢山出ます。アイシングをする事で、サインが減る、治そうとする成分が減る、という事に繋がります。冷やすことによって血流が悪くなってしまうからです。
では、アイシング以外にどんな処置をする事が正しいのか。
1,圧迫 患部の筋肉をしっかり圧をかける
2,挙上 患部を心臓よりも高い位置に上げる
3,抗炎症薬や痛み止めは飲まない
4,保護 再受傷(捻挫、打撲等しないよう守る
この4つが必要になってきます。
肉離れに対しての治療
1,マイクロカレント療法
2,患部付近の筋肉を物理療法
3,ホットパックにて軽く温熱治療
4,ハイボルテージ療法
ここから、重症度により患部へ包帯固定をしたり、テーピングを巻いたり、バンテージで圧迫をかけたりなど症状の強さで保護をします。
患部の内出血が遅れてから出てくる可能性があるので、治療の進め方、症状の出方、歩き方や運動制限などの説明し本日の治療は終了となります。
ただ、安静に湿布を出して終了ではありません。
整形外科ではそれで十分かもしれませんが、当院では、一日でも早い治癒を目的に治療しています。経過を追い都度、状況に応じた治療をしていきます。人間の体は予想通りに行くものではありませんし、治療を続けるとかなり早く治っていきます。毎回違う治療になる可能性がありますが、説明をし患者様に納得していただけるような環境を作っていきたいと思っています。
もちろん、腰痛や肩こりの治療も行っています。
怪我や慢性痛など治療をしたい方やスポーツトレーナーをお願いしたい方などご連絡お待ちしています。
今井接骨院